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CX-5のエンジンが突然かからなくなると、故障しているのか、その場で対処できる症状なのか判断できず、不安になる方も多いでしょう。
CX-5のエンジンがかからない原因としては、バッテリー上がりやスマートキーの電池切れ、ブレーキ操作の不足、キーレスシステムの異常などが考えられます。
また、ディーゼル車では、始動に必要な電力の不足や寒冷時の予熱不足、グロー系統・燃料系統の不具合なども原因になる場合があります。
本記事では、CX-5のエンジンがかからない原因を症状別に解説するとともに、自分で試せる対処法やロードサービスを呼ぶ目安、修理費用、買い替えを検討する際の判断基準を紹介します。
目次
CX-5のエンジンがかからないときに確認すること
シフトレバーがPまたはNに入っているか
ブレーキペダルをしっかり踏み込む
燃料が残っているか
異常を感じた場合は始動操作を中止
【症状別】CX-5のエンジンがかからない原因
スタートボタンを押しても反応しない
カチカチ音がしてエンジンがかからない
セルモーターが弱々しく回る
セルは回るがエンジンが始動しない
CX-5のキーやキーレスシステムが原因でエンジンがかからない場合
スマートキーの電池が切れている
ハンドルロックがかかっている
キーの節電機能が作動している
電波干渉でキーを認識できない
「キーレスシステム点検」と表示される
CX-5ディーゼルのエンジンがかからない原因
始動に必要なバッテリー電力が不足している
寒冷時にグロー系統が正常に作動していない
燃料切れや燃料系統への空気混入
インジェクターや高圧燃料ポンプの不具合
DPFや吸気系に汚れがたまっている
CX-5のエンジンがかからないときの対処法
ジャンピングスタートを試す
ジャンプ後もかからない場合は操作を中止する
エンジンが始動しても早めに点検を受ける
CX-5のエンジンがかからないときにロードサービスを呼ぶべきケース
CX-5のエンジンがかからない場合の修理費用
バッテリーやキー電池の交換費用
セルモーターや電装系の修理費用
インジェクターやDPFの修理費用
CX-5を修理するか買い替えるかの判断基準
年式や走行距離を確認する
修理費用と現在の査定額を比較する
エンジンがかからないCX-5でも売却できる
まとめ
CX-5のエンジンがかからないときに確認すること
CX-5のエンジンがかからない場合は、故障と判断する前にシフト位置やブレーキ操作、燃料の残量を確認しましょう。
煙や異臭などの異常があるときは、無理に始動を繰り返さず、安全を確保したうえでロードサービスへ連絡してください。
本章では、CX-5のエンジンがかからないときに、最初に確認したいポイントを解説します。
シフトレバーがPまたはNに入っているか
CX-5は、シフトレバーがPまたはNに入っていなければエンジンを始動できません。
メーターに表示されているシフト位置を確認し、基本的にはPに入れてから始動操作を行いましょう。
Pに入れても認識されない場合は、シフト位置を検知するセンサーの不具合も考えられます。
ブレーキペダルをしっかり踏み込む
CX-5のエンジンを始動する際は、ブレーキペダルをしっかり踏み続けた状態でスタートボタンを押します。
エンジン停止中に何度かペダルを踏むと硬く感じることがありますが、通常より強く踏み込んでみましょう。
ブレーキランプが点灯しない場合は、ブレーキスイッチの不具合も疑われます。
燃料が残っているか
燃料が不足していると、セルモーターが回ってもエンジンは始動しません。
燃料計がE付近になっていないか、燃料残量警告灯が点灯していないか確認しましょう。
燃料が少ない状態で坂道に駐車すると、タンク内で燃料が偏り、一時的に吸い上げられなくなる場合もあります。
異常を感じた場合は始動操作を中止
エンジンルームから煙が出ている、焦げ臭さや燃料臭がする、異常な金属音が聞こえる場合は、始動操作を中止してください。
何度もスタートボタンを押すと、故障の悪化や発火につながるおそれがあります。
車から離れて安全な場所へ移動し、ロードサービスやマツダ販売店へ相談しましょう。
【症状別】CX-5のエンジンがかからない原因
CX-5のエンジンがかからないときは、スタートボタンを押した際の反応や音を確認しましょう。
何も反応しない、カチカチ音がする、セルの回転が弱いなど、症状によって考えられる原因が異なります。
本章では、CX-5のエンジンがかからない原因について詳しく解説します。
スタートボタンを押しても反応しない
スタートボタンを押してもメーターが点灯せず、セルモーターの音もしない場合は、バッテリー上がりや端子の接触不良が考えられます。
電装品が使える場合は、スマートキーの電池切れや認証異常、ブレーキスイッチ、セルモーターの不具合なども原因の候補です。
カチカチ音がしてエンジンがかからない
スタートボタンを押したときにカチカチ音だけがしてセルモーターが回らない場合は、バッテリーの電力不足が疑われます。
ライトの消し忘れや長期間の放置、バッテリーの劣化などが主な原因です。
ジャンピングスタートでも反応しない場合は、セルモーターの故障も考えられます。
セルモーターが弱々しく回る
セルモーターの回転音が普段より遅く弱々しい場合は、バッテリーの電圧が低下している可能性があります。
冬場の低温や短距離走行の繰り返し、バッテリーの経年劣化などが原因です。
始動操作を何度も続けると電力をさらに消費するため、連続して試さないようにしましょう。
セルは回るがエンジンが始動しない
セルモーターが勢いよく回っているのに始動しない場合は、燃料系統や点火系統の不具合が考えられます。
ガソリン車では点火プラグや燃料ポンプ、ディーゼル車ではグロー系統やインジェクターなどが原因となることがあります。
燃料切れやキーの認証異常も確認が必要です。
CX-5のキーやキーレスシステムが原因でエンジンがかからない場合
CX-5では、スマートキーの電池切れや節電機能、周囲の電波などが原因で、キーを認識できないことがあります。
メーターの表示やキーの反応を確認し、症状に応じた対処を試しましょう。
スマートキーの電池が切れている
スマートキーの電池が切れるとドアを解錠できなかったり、メーターに「キーが見つかりません」と表示されることがあります。
ブレーキペダルを踏み、キーの裏面でスタートボタンに触れてから始動操作を行いましょう。
予備キーで始動できる場合は、キー電池の消耗が考えられます。
ハンドルロックがかかっている
エンジン停止後にハンドルを動かすと、盗難防止機能によってハンドルロックがかかることがあります。
ハンドルがほとんど動かず、スタートボタンの緑色表示が点滅している場合は、ハンドルを左右に動かしながらボタンを押してみましょう。
無理に強い力をかけるのは避けてください。
キーの節電機能が作動している
CX-5のキーには、電池の消耗を抑える節電機能が備わっています。
節電機能が有効になっていると、ドアの解錠やプッシュボタンによる始動ができません。
キーのいずれかのボタンを押して解除し、再度始動操作を行いましょう。
電波干渉でキーを認識できない
スマートキーは微弱な電波で車両と通信しています。
スマートフォンや充電器、ほかの電子キーなどが近くにあると、電波が干渉して認識できない場合があります。
電子機器からキーを離し、スタートボタンに近づけて始動してみましょう。
「キーレスシステム点検」と表示される
メーターに「キーレスシステム点検」と表示された場合は、キーレスシステム自体の異常が考えられます。
エンジンを始動できても、停止後に再始動できなくなるおそれがあります。
プッシュボタンの橙色表示が点滅している場合も、早めにマツダ販売店で点検を受けましょう。
CX-5ディーゼルのエンジンがかからない原因
CX-5のディーゼル車はガソリン車より始動時に多くの電力を必要とします。
バッテリーだけでなく、寒冷時の予熱や燃料供給、インジェクター、DPFなど、ディーゼル特有の不具合も確認が必要です。
本章では、CX-5のディーゼル車のエンジンがかからない原因について解説します。
始動に必要なバッテリー電力が不足している
ディーゼルエンジンは圧縮比が高く、始動時にセルモーターを動かすための大きな電力が必要です。
ライトやメーターが点灯していても、始動に必要な電力が残っているとは限りません。
セルの回転が弱い場合やカチカチ音がする場合は、バッテリーの劣化や過放電、端子の緩みなどが考えられます。
寒冷時にグロー系統が正常に作動していない
ディーゼル車は、圧縮によって高温になった空気へ軽油を噴射して燃焼させます。
気温が低いと十分な温度まで上がりにくいため、グロープラグによる予熱が必要です。
冬場だけ始動しにくい、始動直後に白煙が出る場合は、グロープラグや制御系統の不具合が疑われます。
燃料切れや燃料系統への空気混入
CX-5ディーゼルが燃料切れを起こすと燃料系統へ空気が入り、軽油を補給しただけではエンジンがかからない場合があります。
燃料を正常に送り出すには、燃料系統に混入した空気を抜く作業が必要です。
始動操作を繰り返すとバッテリーやセルモーターへ負担がかかるため、ロードサービスや整備工場へ相談しましょう。
インジェクターや高圧燃料ポンプの不具合
インジェクターは燃料を細かな霧状にして噴射し、高圧燃料ポンプは始動に必要な圧力で燃料を送り出します。
汚れや摩耗によって噴射量や燃圧が不足すると、セルは回ってもエンジンが始動しないことがあります。
始動前から振動や加速力の低下、白煙・黒煙などが見られた場合は早めの点検が必要です。
DPFや吸気系に汚れがたまっている
短距離走行を繰り返しているCX-5では、DPFの再生が十分に行われず、内部に煤がたまりやすくなります。
吸気系にもカーボンが蓄積すると、エンジンへ取り込む空気量が減少します。
詰まりが進行すると出力低下や警告灯の点灯だけでなく、始動不良につながることもあるため、専門的な診断や清掃が必要です。
CX-5のエンジンがかからないときの対処法
CX-5のエンジンがかからない場合、症状からバッテリー上がりが疑われるときはジャンピングスタートを試します。
正しく接続しても始動しない場合は操作を繰り返さず、ロードサービスや整備工場へ相談しましょう。
本章では、エンジンがかからない際に自分でできる簡単な対処法を紹介します。
ジャンピングスタートを試す
バッテリー上がりが疑われる場合は、ブースターケーブルやジャンプスターターを使って一時的に電力を供給します。
使用する機器がCX-5の電圧やバッテリー容量に対応しているか確認し、取扱説明書に記載された端子や接続順序に従って作業しましょう。
接続方法を誤るとショートや車両故障につながるため、不慣れな場合は無理をせずロードサービスへ依頼してください。
ジャンプ後もかからない場合は操作を中止する
ジャンピングスタートをしてもエンジンがかからない場合は、バッテリー以外の不具合が考えられます。
セルモーターやオルタネーター、燃料系統、キー認証システムなどが故障している可能性もあるため、始動操作を何度も繰り返すのは避けましょう。
始動操作を中止し、ロードサービスへ点検や搬送を依頼することをおすすめします。
エンジンが始動しても早めに点検を受ける
ジャンピングスタートでエンジンがかかっても、バッテリー上がりの原因が解消されたとは限りません。
バッテリーの劣化やオルタネーターの故障があるとエンジンを停止した後に再始動できなかったり、走行中に電力が不足したりするおそれがあります。
すぐにエンジンを切らず、安全に走行できる状態を確認したうえでマツダ販売店や整備工場で点検を受けましょう。
CX-5のエンジンがかからないときにロードサービスを呼ぶべきケース
自力での対処が難しい場合や、車両に異常が見られる場合は、無理に始動を試さずロードサービスへ連絡しましょう。
ロードサービスを呼ぶべき主なケースは、次の通りです。
- ジャンピングスタートの手順が分からない
- ブースターケーブルやジャンプスターターを用意できない
- ジャンピングスタートを試しても始動しない
- セルは回るもののエンジンがかからない
- 「キーレスシステム点検」などの警告が表示されている
- 煙や焦げ臭さ、燃料臭がある
- 異常な金属音や液体の漏れが確認できる
煙や異臭、燃料漏れがある場合は、始動操作を繰り返すと故障や発火につながる危険があります。
車から離れて安全を確保し、現在地や警告表示、始動時の音などをロードサービスへ伝えてください。
車が路上で動かなくなった場合は、ハザードランプを点灯し、後続車に注意しながら安全な場所へ避難します。
JAFや任意保険に付帯するロードサービスへ連絡し、必要に応じてマツダ販売店や整備工場まで搬送してもらいましょう。
CX-5のエンジンがかからない場合の修理費用
CX-5のエンジンがかからない場合の修理費用は、原因となる部品や作業内容によって大きく異なります。
キー電池の交換だけで済む場合もあれば、セルモーターやインジェクター、DPFの修理で数十万円かかるケースもあるため、まずは故障箇所を特定することが重要です。
本章では、故障箇所別に修理費用の目安を紹介します。
バッテリーやキー電池の交換費用
CX-5のバッテリー交換費用は、部品代と工賃を合わせて2万〜5万円程度が目安です。
ディーゼル車やアイドリングストップ車は専用バッテリーを使用するため、ガソリン車より高くなることがあります。
スマートキーの電池交換は、自分で行えば電池代のみで済みます。
店舗へ依頼する場合は500〜1,000円程度を見込んでおきましょう。
セルモーターや電装系の修理費用
セルモーターの交換費用は、部品代と工賃を含めて4万〜9万円程度が目安です。
新品ではなくリビルト品を選ぶと、費用を抑えられる場合があります。
オルタネーターの交換は5万〜10万円程度です。
ECUや配線の不具合では、診断料や初期設定費用を含めて10万円を超えるケースもあります。
インジェクターやDPFの修理費用
CX-5ディーゼルのインジェクターは、洗浄で改善すれば2万〜5万円程度で済む場合があります。
複数本の交換が必要になると、工賃を含めて20万〜30万円以上かかることもあります。
DPFは強制再生や洗浄で対応できれば数万円程度です。
本体交換になると費用が数十万円に及ぶ可能性があるため、警告灯や始動不良が見られた段階で点検を受けましょう。
CX-5を修理するか買い替えるかの判断基準
CX-5のエンジンがかからない場合は修理費用だけでなく、年式や走行距離、今後必要になる維持費も確認が必要です。
修理後も長く乗れるかを見極めるため、修理費用と現在の査定額を比較し、乗り続けるメリットがあるかを判断しましょう。
本章では、修理をすべきか買い替えを検討するべきか、その判断基準について解説します。
年式や走行距離を確認する
年式が比較的新しく走行距離も少ないCX-5なら、故障箇所を修理して乗り続ける方法が現実的です。
初年度登録から10年以上経過している場合や、走行距離が10万kmを超えている場合は、ほかの部品も劣化している可能性があります。
修理後に別の不具合が続くようであれば、買い替えも検討しましょう。
修理費用と現在の査定額を比較する
修理の見積もりを取り、故障した状態での査定額や、修理後にどのくらい乗り続けられるかを比較しましょう。
バッテリー交換など比較的軽度の修理であれば、そのまま修理して乗り続ける選択が適しています。
インジェクターやDPF、エンジン本体などの修理で数十万円以上かかる場合は、修理費用を買い替え資金に充てたほうが、結果的に負担を抑えられるケースも少なくありません。
エンジンがかからないCX-5でも売却できる
エンジンがかからないCX-5でも、故障車や不動車を扱う買取店へ売却できる可能性があります。
修理して再販売できる車だけでなく、走行できない状態でも部品取りや輸出向け車両として価値が付くケースがあります。
また、レッカー費用や引き取り料金の有無は店舗によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
修理を依頼する前に、現在の状態で査定を受け、売却も含めて検討すると良いでしょう。
まとめ
CX-5のエンジンがかからない場合は、シフト位置やブレーキ操作、燃料残量、スマートキーの状態を順番に確認します。
カチカチ音がする、セルの回転が弱い場合は、バッテリーの電力不足が疑われます。
ディーゼル車では、グロー系統や燃料系統、インジェクターなどの不具合も原因になります。
ジャンピングスタートを試しても始動しない場合や、煙・異臭・警告表示がある場合は操作を中止しロードサービスへ連絡してください。
修理費用が高額になる場合は、年式や走行距離、査定額を踏まえて買い替えも検討しましょう。
よくある質問
CX-5のブレーキペダルが硬く、エンジンがかからない場合はどうすればよいですか?
A.エンジン停止中にブレーキペダルを何度か踏むと、ブレーキを補助する負圧が減りペダルが硬くなることがあります。
通常より強く踏み込みながらスタートボタンを押してください。
ブレーキランプが点灯しない場合や、強く踏んでも始動できない場合は、ブレーキスイッチなどの不具合も考えられるため、ロードサービスやマツダ販売店へ相談しましょう。
CX-5に「キーレスシステム点検」と表示された場合は走行できますか?
A.「キーレスシステム点検」は、キーの電池切れだけでなく、キーレスシステム自体の異常などが考えられる表示です。
エンジンを始動できても、停止後に再始動できなくなる可能性があるため、安全な場所へ移動して早めにマツダ販売店で点検を受けてください。
エンジンを始動できない場合はロードサービスを依頼しましょう。
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